中学3年 「法に関する作文コンクール」最優秀賞 受賞
ディベート同好会・・・2つの模擬国連大会に参加
3月20日(日)に公文国際で行われた模擬国連大会(MUNK)に、ディベート同好会の高校1年生2名(矢吹君、宇佐美君)が参加しました。
この大会は、会議の進行からスピーチはもちろん、非公式交渉まですべてが英語で実施されるもので、神奈川県内はもちろん、遠方からも英語に自信のある生徒が集まっていました。本校の出場は2度目でしたが、今回は事情により市川高校の2年生と大使を組むこととなりました。経験のある他校の生徒とアルメニア大使を協力して務めたことで、本校の2名の生徒にも自信となり、とてもよい刺激をうけることができました。
また、3月25日(金)からの3日間で、環太平洋国際模擬国連大会(PRIMUN)(会場は洗足学園)が開かれ、本校のディベート同好会の生徒が15名(中学3年生8名、高校1年生7名)も参加することとなりました。
この大会は日本で初めて海外からも高校生を集めて開催され、アメリカと台湾から数十人の生徒が参加していました。よって、この大会もすべて使用言語は英語となり、日本にいながらにして海外の大会に出ているかのような雰囲気が味わえる、またとない機会となりました。会議は初級者・上級者・最上級者に分かれ、本校は初級者の総会(GA)と、上級者の食糧農業機関(FAO)に参加し、とても内容の濃い会議を体験しました。
3日目の閉会式では優秀賞などが発表され、本校の高校1年、劉浩然君が上級者会議のベスト・ポジションペーパー賞を受賞しました。初めて開催された国際大会で表彰されたことは、彼にとっても同好会にとっても大変喜ばしいことです。
また、この大会でネイティヴの生徒に対して堂々とディベートを挑んだり、決議案の作成をリードしたりしていた他の大使(部員)も、惜しくも受賞には至りませんでしたが、健闘を讃えたいと思います。
そして何よりも、海外の中学生や高校生と、知的な交流をつうじ交友を深められたことは、彼らにとって大きな財産となりました。
文責: ディベート同好会顧問
中3社会 模擬国連を体験しよう(最終日)
最終日の模擬国連の授業は、前回の会議のつづきから始まりました(これまでの授業のようすは、以前に掲載しましたブログをお読みください)。会議の目的は、今回のトピックである「難民問題の対策と解決」に対する具体策や指針を決議案にまとめることです。どの会議グループでも議長を中心に議論を深め、ときに譲歩したり調整したりしながら数カ国の署名を得た決議案の作成を達成できました。会議の最後には決議が行われ、提案された決議案はいずれも採択されました。
今回の授業は内容・スタイルともに本校において初めてのことばかりでしたので、担当した教員にはどの程度期待した効果が得られるか不安もありました。しかし、模擬国連授業の意図と流れを概ね理解して、主体的に積極的に取り組んでくれた中学3年生のおかげで、教員が想定した以上の成果があったようです。最後にレビューを行い、レポートにまとめてもらいましたので、その中の感想から生徒の声を紹介します。
●「参加型の授業だと、いつもは受け身だったため主体的に考えることができてよかった。」
●「全員が役割を演じ、主体的に活動していたので、とても楽しかった。」
●「世界各国の政策を知ることができたこと、自らの意見を主張できることがよかった。」
●「難民問題をはじめとする国際問題は簡単に解決できるようなことではないので、日々学習しようと思った。」
●「難民をどの国も受け入れられるわけではないので、各国の思惑がぶつかるとなかなかまとめるのが難しかった。」
●「日本という国を外から見ることができてよかった。」
●「自国には自国の事情があり、相手国には相手国の事情があると思うので、そこを配慮して考えるべきだった。」
以上はごく一部の声ですが、多くの生徒がほぼ共通して記した感想は、リサーチや議論の時間が足りないということでした。とりわけディベートやディスカッションの授業は楽しいのだけれど、必要な知識や情報が十分でないと議論についていけないということに気づいて、リサーチの大切さを実感した生徒が多数いました。主体的な学習の前提として、知の基盤がともなわないと空理空論に終始してしまうことを生徒たちは納得してくれたようです。
このような授業が知の基盤をさらに充実させ、能動的に考え、行動する力を育み、グローバルな視野を養う機会になってくれると期待しています。
文責: 中3社会科担当
中2地理でGIS実習
地理学の一領域に,「GIS(Geographic Information System:地理情報システム)」という技術があります。これは,様々ある地理上の統計をコンピュータ処理し,ビジュアル的に示して分析・判断を可能にする技術のことをいいます。
中1で学んだ日本地理・中2で学んだ世界地理をベースとして,中学地理学習の総括となるようなGISの実習を行いました。テーマは,「●●県からの距離」。1人1人が異なる都道府県の担当者となり,それ以外の46都道府県までの「距離(所要時間および移動経費)」を調べて視覚化するというものです。以下のような流れで授業を構成しました。
・1時間目:インターネットを駆使して各自で統計を作成する(Excel)。
・2?3時間目:前時で作成した統計をもとに,フリーウェアを利用して分布図を作成する。
・宿題:作成した分布図から読み取れる特徴およびその背景を考察する。
中学2年生にしてはやや高度な内容を扱いましたが,2年間真剣に授業に取り組んできた成果がここで発揮され,素晴らしい仕上がりとなりました。
生徒の感想のなかで,「凡例の色使いによって地図の見え方が変わってくるため,凡例の数や色を工夫した」などと,分布図作成における核の部分に気付けたものも数多く見受けられ,授業担当者としても充実した実習にすることができたと感じております。
(中2地理担当:工藤)
中3日銀見学
3月16日(水)、期末考査終了後に、中学3年生の20名(参加者はやむを得ず抽選によって決定)が日本銀行本店見学会に参加しました。
レクチャーDVDを観賞後、日本銀行本店の内部を見学させてもらいました。地下金庫跡、新館の営業場、日銀の歴史をたどる展示コーナーなどを、職員の方のガイドともに見て回りました。
直近の授業で扱った「発券銀行」「政府の銀行」「銀行の銀行」としての日銀の役割を、生徒たちはリアリティをもって実感できたようです。
見学の前日に、日銀の金融政策会合で「マイナス金利と国債の大量買い入れを柱とする大規模な金融緩和策を現状のまま維持する」との発表があったばかり。時事に関する質問を引率教員を投げかけたりと、生徒の高い興味関心が見受けられました。
本店見学後は、有志で向かいの貨幣博物館も見学しました。古代における貨幣の発生、中世における貨幣の衰退、近世における貨幣経済の興隆、そして金本位制から管理通貨制度へと、とても興味深い展示内容となっていました。生徒たちはじっくりと時間をかけて見入っていました。
生徒たちは消費者として、日々、経済活動に参加しています。経済活動の「あたりまえ」を支えるインフラとしての金融の重要性を、授業による理解だけでなく実際に感じ取ってほしいと思います。志をもって社会の「あたりまえ」を支えていく、そんな人に育っていってほしいです。
文責:中3社会科担当
サクラサク☆幕があがる
演劇部・劇団こぎとです
昨日22日、私たちは桜木町・紅葉坂にある青少年センター2階多目的プラザに行ってきました。
この季節、横浜市の高校演劇部は春の市大会が行われます。
そのための会場準備を、劇団こぎとではもう十年以上、手伝わせていただいています。
何もない空間に、照明を吊るお手伝いをしたり、舞台を組んだり、受付周りのレイアウトをしたり、
24日(金)から始まる市大会のため、部員たちは朝から汗を流します。
各校の演劇部員やそのご家族が大切に思う大会に協力することで、達成感や感謝の気持ちを学びます。。。
さて、神奈川県知事さんが学生の文化活動・演劇活動に理解のある方で、その基本政策の名を冠した「マグカルハイスクール高校演劇フェスタ・第29回横浜市高等学校春季演劇発表会」
間もなく、幕が上がります[E:cherryblossom][E:heart04]
浅野中学高等学校の発表は、28日(月)14時からです[E:heart02]
座席が100席と限られておりますので、ご入場の際はお早めにお越しください。
教養講座を実施しました。
今回は、『音声を「科学」する』と題して、音声学という分野について学びました。この分野は言語学の中でも基本をなす分野であること、音を研究するということがどういうことなのか、また、音声学がどのように身近に貢献しているかを紹介しました。また、簡単な実験も行い、オシロスコープや声紋分析のソフトを使って音を実際に目で見ることにも挑戦しました。10人という非常にアットホームな講座でしたが、世界のさまざまな言語音や実際の会話などを聞かせると、もの珍しそうに聞いていましたし、説明も熱心に耳を傾けていました。
講座の最後にアンケートにも答えてもらいました。生徒の中には世界の言語を聞けてよかったという意見が多かったですが、英語の音声の講座を開講してほしいという生徒もいたました。生徒にとって外国語といえば「英語」だろうと思います。近いうちに英語の音声に特化した音声学の講座もやってみたいと思っています。
校内ディベート・プレゼン大会(ADPC)開催
2月27日(土)、ディベート同好会による学内ディベート&プレゼンテーション大会が開催されました。ディベートに関しては、中1から高1の部員が参加し、1チーム4名の計8チームが出場しました。
試合は、中学・高校関係なく予選を争い、上位2チームが決勝を競うという形式でした。決勝には高1の2チームが進出しました。議題は「日本はシリア難民の受け入れを拡大すべきである、是か否か」というもので、中学生には難しいテーマでしたが、高校生と同じ条件でリサーチしてもらい、予選では堂々とディベートに挑んでくれました。結果は当然、先輩の博識と意地が勝りましたが、どのチームも決勝進出の可能性のある試合を見せてくれました。
後半にはプレゼンテーション大会も行われ、中2から高1の3学年3名それぞれが、パワーポイントを駆使して関心の深いテーマについての発表を行いました。どの発表も大変素晴らしく、3名が同時優勝ということになりました。
大会前には、この同好会の創立者である高2のメンバーと昼食をともに引退式を行い、彼らから後輩たちへ温かい励ましの言葉をかけてもらいました。
早いもので発足から2年が経過し、この同好会も来年度はいよいよ部に昇格する予定で、現在着々と準備を進めています。
文責: ディベート同好会顧問
高校卒業式が行われました
東京大学アメリカンフットボール部との合同練習会
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