学校概要 学校長メッセージ


校長 古梶 裕之

我等は百難(ひゃくなん) 打越(うちこ)()かん

これは校歌の最後に歌われる言葉です。

創立者の浅野總一郎翁は努力のひとでありました。その生きる姿勢を表した<九転十起>という言葉は、本校の校訓のひとつです。失敗をすることは必ずしも悪いことではありません。大切なのは、失敗をしても諦めずに、もう一度そこから学んで、挑戦をしていくことです。前に進む努力を重ねる精神です。本校は努力をすることを評価して、諦めないこころを育てる学校です。

その使命は社会に奉仕をし、貢献できる人材育成です。そのためにも、大好きなこと、興味をもてることをみつけ、自分の進むべき道を探すことはとても大切なのです。答えは自分のなかにあります。日常に展開される授業や部活動、学校行事などに真剣に取り組み、いろいろなことを感じて、考えれば、そこに新しい何かが見えてきます。その上で、人に奉仕をすること、周りの人と協力をして誠実に物事に向きあうこと、失敗をしても諦めずに挑戦をすることにこだわってほしいと思います。

この場所で6年間を過ごすなかで、自分の将来の夢、一生の友、うまくいくこともいかないこともあわせて、大切なものをたくさんみつけてください。それが生徒諸君のかけがえのない財産となります。