歴史研究部春合宿?京都 平安時代の遺跡を巡る
歴史研究部では終業式翌日の3月26日27日、顧問3名・部員14名で京都に行ってきました。今年の打越祭でのテーマ「奥州藤原氏」に合わせて、源義経関連の史跡を調査するためです。
一日目は義経が幼少期を過ごした鞍馬寺を巡りました。平安時代から都を守護する立場を与えられており、現在でもパワースポットとして多くの人々が訪れる場所です。思っていたよりも山登りが大変でした。その後、都に戻り、六波羅蜜寺を訪れました。六波羅蜜時には教科書や資料集でお馴染みの「空也上人像」や「平清盛像」があり、間近で見れたことに感動している生徒もいました。
二日目は義経と源義仲の戦いで有名な宇治を訪れました。平等院の極楽浄土の世界に思いを馳せつつも、源頼政の墓も平等院内部にあり、古代から中世へと時代が移り変わっていく中で、本院が重要な位置をしめていたことが分かりました。その後は、清和源氏の氏神である八幡神を祀っている石清水八幡宮を訪れました。本殿が門と平行になく、やや斜めに置かれていることに生徒が疑問を感じていました。すぐには答えが出そうにない問題です。最後は、三十三間堂を訪れ、二日間の京都の旅を終えました。
二泊の合宿では、上級生・下級生の隔てなく、和気あいあいと過ごしていたの印象的でした。今回巡検班長として、中2(新中3)の二人が自分たちで行程を決め、皆を先導しました。いくつかの点で不十分なこともありましたが、初めてにも関わらず一生懸命頑張っていたと思います。今後も「九転十起」の精神で、失敗にめげずに、常に色々なことに挑戦してほしいです。
[文責:歴史研究部顧問]
中学卒業式
大怪獣、横濱に現る。
いよいよ本番が近づいてまいりました[E:heart01]
お時間が合うようなら、ぜひ(*^_^*)[E:shine]
日にち
■3月28日
じかん
■クラーク記念国際 12:50?13:50
■浅野 14:00?15:00 [E:heart04]
■県立新羽 15:10?16:10
■関東六浦 16:20?17:10
■県立岸根 17:20?18:20
ところ
■県立青少年センター2階多目的プラザ
入場無料。
タイトルに掲げたものが演目です。
お席が100席と少ないため、出来るだけお早めにどうぞ。
青少年センターは、紅葉坂という坂の上にあります。
JR桜木町から8分ほどで到着します。
中学アメリカンフットボールの東西交流戦
中3日本銀行見学会
3月16日(月)放課後、中学3年生の40名が日本銀行本店を見学しました。この見学会はこれまで高一対象だったのですが、金融については中3公民の経済分野のなかで学習するため、この時期に実施しました。事前に希望者を募った際、応募が定員の倍以上となり、その関心の高さが伺えました(やむを得ず参加者は抽選によって決定しました)。当日はJR東京駅から、五街道の起点となる日本橋や江戸時代の越後屋の流れをくむ三越百貨店、重厚な建築の三井本館など、少し遠回りをして歴史ある街並みを散策しながら、日本銀行に到着。最初にビデオで日銀の役割について復習した後、職員の方から説明を受け行内の見学コースをまわりました。最近、授業で学習したばかりということもあり生徒諸君は熱心に説明を聞いていました。
文責:中3社会科担当
第7回教養講座「絵巻の取り扱い体験と日本画材料」
3月18日(水)の考査講評1日目の午後、中学1年生15名・中学2年生4名とともに、東京国立博物館に行きました。東京国立博物館によるスクールプログラムの中にある「絵巻の取り扱い体験と日本画材料」のワークショップに参加するためです。「鳥獣戯画」と「信貴山縁起絵巻」のレプリカを用いて、絵巻の取扱いを学びました。長く続いた紙芝居のように次から次へと移り変わっていく絵巻の世界を生徒たちは楽しそうに見ていました。受験のテキストや資料集で絵巻を見たことがある生徒は多かったのですが、実際の絵巻を見たり、触れたりしたことのある生徒は一人もいなかったようで、貴重な体験をしました。
絵巻の体験後は、東京国立博物館の展示物を自由に観覧しました。特別展「みちのくの仏像」や「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」など、あちらこちらにある展示物に目を輝かせていました。東京国立博物館に初めて来た生徒も多かったようで、学びの場を広げる機会になってくれれば良いかと思います。
今年度の教養講座は今回で最後となります。考古学や絵巻の取り扱い体験、洋画や外国人留学生との対話を通じての英語学習、ディズニー映画のテクスト分析、ゼミ形式による哲学書の輪読を行いました。今年度の反省点も踏まえたうえで、来年度も様々な企画を催していきます。生徒の学びの”きっかけ”が与えられればと思います。
[文責:教養講座委員]
中学野球部 神奈川区春季野球大会結果
神奈川区春季野球大会が行われ、本校中学野球部が優勝し、夏休みに行われる第49回横浜市少年野球大会(中学生の部)の出場権を得ました。
投手陣の調子が上がらない中、小刻みな継投と粘り強い守備で失点を防ぎ、攻撃ではいずれの試合も相手の好投手を攻略して勝ち抜くことができました。これを自信にして、今後の大会に臨みたいと思います。
菅田中 020 000 0 =2
浅野中 000 001 2×=3×
【バッテリー】山下、田中、羽鳥 - 赤井 【二塁打】赤井、長谷川
六角橋中010 000 1 =2
浅野中 313 000 × =7
【バッテリー】田中、原口、羽鳥、山下 - 赤井 【本塁打】赤井 【二塁打】石田、村田
錦台中 010 000 0 =1
浅野中 103 001 × =5
【バッテリー】原口、田中 【二塁打】片岡
(文責:顧問)
高等学校卒業式 式辞
まず、いま学園から巣立とうとしている二六八名の諸君、卒業おめでとうございます。そして、これまでご子息を温かく、時に厳しく育まれてこられた保護者の皆さまのお喜びも一入のことと拝察いたします。教職員を代表しまして心からお祝い申し上げます。
諸君はこの新しい体育館「打越アリーナ」で卒業式を行う初めての学年です。十一月の開館後、諸君は少ししかこのアリーナを使えませんでしたが、今日は主役として居並んでもらいました。
いま君たちの一人一人に卒業証書を手渡しながら、その確かな成長、十二歳から十八歳の大きな変貌にはやはり嬉しく目を瞠らされました。いま君たちの胸の中には、楽しいことも辛いことも、喜びも悩みもあった浅野での六年間(約二二〇〇日ほど)の思い出と来たる将来へ向けての熱い希望を静かに宿していることと思います。そして、君たちは私にも忘れられない思い出をプレゼントしてくれました。少し気恥ずかしいのですが一昨年の六月某日の私の日記の一節を読みますと「夕飯時、生徒諸君に誕生日を祝ってもらった? 驚いた、嬉しい? トルコキキョウの花束とケーキをいただく。嬉しい、本当に嬉しい! さっそく家にメールを入れる」とあります。君たちの高二の研修旅行のさなか、長崎のホテルでの泣けるサプライズでありました。嬉しさに興奮して眠れない一夜だったのをいま思い出しました。いただいた花束は大切に持ち帰り、ドライフラワーにして飾ったことでした。そして、それより何より、日々の授業や部活動や多くの学校行事で諸君と身近に関わった先生方はなおのこと、君たちのこの卒業に嬉しさと淋しさとを強く感じていることと思います。私たちも君たちから多くのことを教えられ、たくさんの思い出をもらいました。浅野に入学してくれたことに感謝しています。本当にありがとう。
また、昨年度、君たちが中心学年であった文化祭は台風十八号のために二日目は中止になってしまったのでした。早くから準備にかかった君たちにとっては無念で遣り切れなかったことと思いますが、無情にも晴れ上がって夏の名残りの暑い日差しの中での吉永文化祭実行委員長はじめ部門長諸君の潔い打ち上げの挨拶も心に残っています。
君たちは優しさと強さとを併せ持った素晴らしい浅野生であります。
さて、思い出話はこれまでにしましょう。予餞会での挨拶の繰り返しになりますが許してください。失礼を承知で言いますが、君たちはいわば二重の温室で育てられてきた樹木の若い苗木であります。家庭という温室、浅野学園という温室で、ご両親、先生方によって大切に育てられてきたということを自覚してください。そして、これから先はその温室を出て、自分の力量で、自分の才覚で、時に厳しい暑さや寒さという困難な状況の中、この社会(世の中)や人生に立ち向かわなくてはなりません。「温室を出る」とは、言葉の正しい意味でまさに社会に踏み出すことです。そして社会を構成している多くの(価値観や性格の違う)人々と交わって生きていかねばならないということです。今の若い人たちにコミュニケーション能力が求められていることは君たちも知っているでしょう。日がなパソコンやスマホに向き合って、誰とも口もきかずに独り自閉しているわけにはいかないのです。温室の外では多くの人々との交流が当たり前となります。他人との付き合いの鍵、第一歩は「言葉(正しい日本語)」を話せるということです。そして、その付き合いの要諦は他人を受け入れる「謙虚さ」であります。浅野は部活や学校行事を中心として活きた人交わりを大切にしてきたと自負していますから、改めて君たちに注意することではないのかと思いますが、改めていまお話ししたことを意識して一流の社会人になってください。
付け加えますと、現代の社会はボーダーレスになり地球規模に広がっていますから、交流に必要な言葉は日本語だけではありません。英語を中心とした外国語の習得も当然必要になるわけです。ただしどうか誤解しないでください。真のグローバル人材とは、ただ語学力だけではなく、広い視野を持ち、自分の考えを正しく人に伝えることができ、自己を主張すると同時に人の主張にも静かに耳を傾けられ、他者の立場を尊重し、失敗を恐れずに新しいことに挑戦する気概を持ち、豊かな感受性あふれる、自分自身に誇りを持てる、そんな人間の謂であります。欲張って並べましたが、私の言わんとするところを受け止めて、どうか日本を支える国際人になってください。
温室を踏み出してからのもう一つは、文字通り社会の諸問題に目を向け、意識的に考えることの必要です。考えねばならない社会問題はたくさんありますが、一つだけ言えば、君たちの中学二年生の終わり、四年前の明日、三月十一日に起こった東日本大震災。あの時の地震や津波の怖さ、被災者への思いといった切実感は確かに私たちの中から薄れてきています。しかし四年前、震災後の休校措置の中で挙行した終業式で、君たちに、復興について、原発の問題、新しいエネルギーの問題、人の生と死等々について、しっかり自分の頭で考えて、この災害を他人事ではなく自分の問題としてほしいとお願いしました。いま自分が生きている社会について真剣に真面目に向き合うことの大切さをもう一度考えてみてください。
そして、苗木の諸君が、大地に強く根を張り、枝を大きく伸ばし、青い葉を繁らせた大樹に育ってくれることを期待してやみません。
話は尽きませんが時間になりました。最後に、私の好きな映画「スタンド・バイ・ミー」の中の台詞を君たちに贈ります。「十二歳の時のような友達はもう二度とできない・・・・もう二度と・・」。浅野で出会った友だちを大切にしてください。そして卒業した後もぜひ母校である浅野を、そして先生方を忘れることなく訪ねてください。待っています。
最後になりましたが、この卒業式にあたって、本日はお忙しいなか、多くのご来賓、また保護者の皆さまにご臨席いただきまして、第六十七回卒業証書授与式をこのように挙行できましたこと、篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。
六年間、至らぬ点が多くあったことと思いますが、保護者の皆さまには学園の教育をご理解いただき、多大なご協力を賜りましたこと、改めて心より御礼申し上げます。
さて諸君、ひとまずお別れです。浅野の卒業生としての誇りを持って、今後諸君がさらにさらに活躍されることを祈っています。学園もより一層の飛躍を目指して頑張ります。六年間ありがとう。諸君、お元気で!
平成二十七年三月十日
浅野高等学校長 阿 部 義 広
投稿日時: 2015年3月15日 11:05 | |パーマリンク
高校卒業式が行われました
高校二年 ブレーンストーミング&企画書
高校二年の情報の授業で、将来、会社に入ったときのことを想定して、新製品の企画、事業の計画をテーマとしてブレーンストーミングを行いました。クラスを6つのグループ(7?8人)に分け、各グループごとにテーマを選んでアイデア出しを行い、次の授業の時間に、企画書を作成してお互い発表しあいました。
ブレーンストーミングには、和気あいあいとした雰囲気が必須です。どのクラスも最初1?2分はかたい雰囲気でしたが、それもすぐに打ち解け、通常の授業とは一味違った雰囲気で、大いに盛り上がりながらアイデアづくりを楽しんでいました。作成した企画書は、クラス内の発表ののちに、廊下に貼り出して学年全体で比較してみています。
生徒のアイデアの中には、大人ではなかなか思いつかないようなユニークなものもたくさんあり、たいへん面白い結果となりました。どこかの企業がアイデアを採用してくれないかと感じるものとなりました。
今回のテーマは、3年後までに実現できるもの」という条件のもと、メーカーを意識した「年配向けスマートフォン」「生活家電」「文房具」の開発、商社を意識した「農業・漁業の活性化」「日本にあって海外で売れるもの」「海外にあって日本で売れるもの」の中から選ぶことになっています。こういったもののなかから、国際感覚などもつかんでいってもらえたらと思いました。(文責:情報科)
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