ブログ 図書館からのお知らせアーカイブ

「よみかき編集」講座 申込開始のお知らせ

Posted on
「よみかき編集」講座 第三回目の申込を開始します。
日時:平成29年1月28日(土)13:30?(2時間程度)
場所:本校図書館
定員:50名(先着順)
保護者の方の参加申し込みも可能です。
(生徒の参加者が多数となった場合は、保護者の方は見学のみとなる可能性もございますが、何卒ご了承ください。)
参加申し込み方法は、図書館まで電話でお問い合わせいただくか、生徒を通じて参加希望の旨を図書館カウンターまでお申し出下さい
講座内容は、本校ホームページ及び配布物、館内掲示物にて、後日お知らせします。
皆さんの参加をお待ちしています。

投稿日時: 2017年1月11日 07:44 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

「ブックトークで紹介した本」の展示を始めました

Posted on

これまで、図書館では自習で訪れたクラスに向け、不定期ではありますがブックトークを行ってきました。

そこで、残りわずかとなった2016年を振り返る意味も込めて、今年行ったブックトークで紹介した本をまとめた展示を行っています。

担当者が想いをこめて紹介した本たちが並んでおり、図書館としても思い入れの強い展示となりました。

期末考査直前のこの時期、図書館で自習している生徒の多くが、エントランスで行っている今回の展示に足を止めてくれています。

ブックトークの思い出をきっかけに、この一年を振り返ってもらえればと思います。

2016bt

文責:図書館運営委員会

投稿日時: 2016年12月12日 07:44 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

「この人を見よ?Ecce homo?」に生徒も協力してくれています

Posted on

現在、図書館で行っている「この人を見よ?Ecce homo?」に美術選択の高校一年生の生徒が協力して、今回特集されているハンナ・アーレントに関する絵を描いてくれました。

ハンナ・アーレントの業績や、人となりを踏まえて三人三様の視点からハンナ・アーレントを表現してくれました。

写真をアレンジした作品、「考えるハンナ・アーレント」(写真手前)。

アーレントの言葉をモチーフにした「青い煙」(写真中央)。

アーレントの著作『イェルサレムのアイヒマン』から着想を得た「光と影」(写真奥)。

絵を描いてくれた三人の生徒は、製作の過程でアーレントについて勉強することができたと思います。

利用者も、生徒が描いた質の高い絵を、驚きながらも興味深く鑑賞しています。

期間を延長して2学期末まで今回の展示を行うことになり、加えて展示内容にも少し手を加えましたので、この機会にぜひ図書館へお越しください。

Photo

文責:図書館運営委員会

投稿日時: 2016年12月 7日 07:40 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

清話書林企画「本と私」第1回が開催されました

Posted on

11月22日(火)13時30分より、清話書林企画の「本と私」の初回が行われました。

中学3年生から高校二年生までを対象とした、「前田校長先生が語るシェイクスピア ?英語の魅力、音の魅力 Hamlet / To be or not to be, that is a question?」です。

Photo

生徒にとって、始業式や終業式などの行事以外で校長先生の話を聞く機会はほとんどないため、参加した12名の生徒はとても積極的に取り組んでいたように感じました。先生は一方的な講義の形式ではなく、次々と生徒に問いかける形で全員が関わっていけるように話を進めてゆかれました。和やかな中にも緊張感のある90分間でした。

講座の内容ですが、まずは「英語のリズム」がどのようにして生まれるか、という事について、英語詩の音節や押韻、特に頭韻と脚韻に触れながら、「強」と「弱」が交互に繰り返される音の魅力を語っていただきました。さらに、シェイクスピアの作品が上演されていた時代の「演劇」のあり方にも触れ、当時の芝居が「聞く」ものであったこと、さらにシェイクスピアはそれまでの英語詩の型を越えたものであったことなども紹介されました。

そして、『ハムレット』の中で最も有名な台詞である「To be or not to be …」の解釈については、河合祥一郎氏の「生きるべきか、死ぬべきか…」、小田島雄志氏の「このままでいいのか、いけないのか…」、福田恆存氏の「生か、死か…」など様々な訳文にふれ、さらにローレンス・オリビエとケネス・ブランナーの演じるハムレットの映像を観ながら、複雑なハムレット像を明らかにしてゆかれました。

校長先生の熱い語りと、授業とは一味違った「知と教養」に触れた生徒は、「とても有意義な時間を過ごすことができた」と、とても満足そうでした。

Photo_2

Photo_3

今回参加した生徒から寄せられた意見も参考にしながら、今後も生徒の知的好奇心を満たすことができるよう、第2回の企画を進めているところです。

これからの「本と私」にもご期待ください。

 

文責:図書館運営委員会

投稿日時: 2016年11月26日 07:50 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

新企画「本と私」のお知らせ

Posted on

現在、展示を行っている「この人を見よ?Ecce homo?」に続き、新企画「本と私」がスタートします。

この企画は、教職員がそれぞれの専門性や興味関心をいかしてテーマを設定し、「本」と関連付けながら講演を行うというものです。普段の授業とは一味違う「知と教養の世界」へ、教職員自身が影響を受けた本を足掛かりとして、旅立ってみませんか。

 

第1回目に登場いただくのは前田校長先生。

長きにわたって研究されてきた、シェイクスピアの『ハムレット』をテーマとして講演をいただきます。有名な「To be or not to be, … 」の訳や解釈を始め、英語の「音」の魅力についても語っていただきます。

対象は中学3年から高校二年までですが、当該学年以外の生徒の参加も可能です。

 

実施日時は11月22日(火)の13時30分から図書館の1階ラウンジにて。

募集定員は20名ですが、まだ人数に余裕がありますので、奮って応募してください。

また、実施日は面接週間に当たります。保護者の方々も、参加はできませんが観覧は可能ですのでお時間がありましたら、ぜひ図書館までお運びください。

 

1

文責:図書館運営員会

投稿日時: 2016年11月14日 17:06 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

展示企画 今月はハンナ・アーレント

Posted on

いよいよ始まりました。

清話書林の新企画、「この人を見よ?Ecce Homo?」。

Img_1061

今月とりあげるのは、ハンナ・アーレントです。

『全体主義の起源』や『イェルサレムのアイヒマン』などの著作で知られ、数年前には、彼女自身が映画化されました。

また、ナチの高官アイヒマンといえば、今夏上映された映画「アイヒマン・ショー」をご覧になった方もいるかと思われます。

著者は、ユダヤ人で、ドイツに生まれ育ったわけですが、ヒトラーとナチの到来をむかえ、生きるのが困難な時代を?亡命先の米国で?体験することになります。

ナチによるユダヤ人の大量殺戮(ホロコースト)とは何だったのか、それが、なぜ起きてしまったのか、その蛮行を指導した政治とは何だったのか。

Img_1125

その問いは彼女に限らず、当時も今も多くの人々につきつけられたものです。

なかでも彼女の生い立ちと時代背景が、彼女に人間とは何であるかの根源的な問いへと向かわせました。

彼女の代表作である『人間の条件』は、政治思想家としてのアーレントらしい解答を試みた作品の一つです。

Img_1126

人間とは何か、政治とは何か、これから社会に出ていく皆さんも、一度は深く考える時間があっていいのではないでしょうか。

Photo

そのきっかけとなる空間が、図書館には用意されています。

文責: 図書館運営委員会

投稿日時: 2016年11月 8日 16:18 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

新企画【この人を見よ~Ecce homo】  初回はハンナ=アーレント

Posted on

「清話書林」の開館から、早いもので2年と半年が過ぎました。これまで、館内の整備と蔵書の拡充に追われてきましたが、おかげさまで一息つける状況となりました。

さて、この図書館は開館当初から、1階を会話の空間、2階を静かな読書の空間に分けるという機能を重視したコンセプトを強調してきました。しかし、本校の「知と教養」の拠点としての活動については、これまでの取り組みがささやかなものであるか、後手に回っていたという感じがしています。

もちろん「知と教養」の拠点にふさわしい蔵書を、今後も充実させていく予定でいますが、それだけでなく展示やイベントなどをつうじて、本校の中高生にこちらから積極的に発信していくこともより一層求められています。

そこで、これからの図書館企画として、これまでよりも高次の内容の展示やイベントを皆さんに提供していくこととしました。

 

その第一弾として、作家・思想家を一人ずつとりあげて館内(2階)を飾る特別企画、その名も、【この人を見よ(Ecce homo)】。

 

早速11月に取り上げるのは、ユダヤ系女性政治思想家のハンナ=アーレント(Hannah Arendt)です。高校生にはやや難解で、高校生で原書(邦訳)を読破する人なんかほとんどいないであろうと思われる人。

とはいえ、大学に進学して、あるいは社会に出てから何らかの職業に従事して、その時に名前だけでも知っておきたい人。もちろん過去や現代において、世界中の人びとに少なからぬ思想的、学問的影響を与えた人。それだけに、皆さんがいつかは名前だけでなく、その人の思想や言動にまで関心を向けてほしい人。

最初に取りあげる思想家として、彼女(アーレント)がこの企画の主旨にもっとも適任ではないかと考えました。そして、今後も、そのような作家や思想家を、定期的に図書館で紹介していくことにします。

 

Img_0857

決して読書が好きでない人でも、読書の経験がほとんどない人でも、何かしら意識してもらえるよう、時に挑発的に、時になぞかけのように館内で皆さんに紹介し続けたいと思います。とりわけ自習時間にしか図書館を訪れることのない人に、少しでも意識させることがねらいです。

ですから、図書館を訪れた際には、こちらからの問いかけを気にかけてみてください。ぜひ2階の展示物や書架にも視線を向けてみてください。きっといつの日か、この図書館で知った作家や、接した書物が、皆さんの知の欲求を満たし、思考やアイデアの糧となることでしょう。

いよいよ11月から【この人を見よ(Ecce homo)】シリーズのスタートです。皆さんのお越しを図書館で心待ちにしています。

Img_0871_2

【文責:図書館運営員会】

投稿日時: 2016年10月24日 15:42 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

全国高等学校ビブリオバトル関東甲信越大会に出場しました

Posted on

今回は、図書館で日ごろから活動している、図書研究会の話題です。

9月18日(日)に開催された「全国高等学校 ビブリオバトル 関東甲信越大会 2016」(主催:活字文化推進会議,主管:読売新聞社,後援:文部科学省・ビブリオバトル普及委員会ほか)に、図書研究会の代表1名(高二 安邊健人くん)が出場しました。

1472283771

ビブリオバトルとは、バトラーと呼ばれる発表者がそれぞれ「紹介したい本」を持ち寄り、その本の魅力を紹介するというものです。観客がバトラーの発表を聞き、「一番読みたいと思った本」に投票することで「チャンプ本」が決まります。

先日の本校の文化祭でも実施していましたので、ご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません。

40校47名が参加して行われた本大会では、まず6人ずつの予選グループに分かれて決勝進出を目指すことになりました。

安邊くんが紹介した本は、相沢沙呼の『小説の神様』でした。

本人は、「緊張した。」と言っていましたが、場の流れを踏まえたアドリブを入れながら、堂々と発表していました。結果は惜しくも2位で予選敗退となってしまいましたが、「違う予選グループだったら、決勝に出られたのでは…」と思うほど、素晴らしい発表でした。日ごろの練習の成果がいかんなく発揮されていたと感じました。

是非、来年は「決勝進出」、「全国大会出場」を目指して、これからの練習に励んでもらいたいと思います。

Img_0482_2

文責:司書教諭

投稿日時: 2016年9月24日 08:37 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

文化祭期間中の図書館

Posted on

9月10日,11日の2日間にわたり、本校の文化祭、打越祭がおこなわれました。

図書館では図書研究会が主催したビブリオバトルが計4回開催されました。

特に午後の部では、一つのテーマに絞って本を選択するという、普段とは異なるルールで試合を行い、多くの観客の皆様に観戦していただきました。

中でも最終回となる2日目の午後の会では、直前の生徒会のイベントのおかげもあってか大入りとなり、バトラー(競技者)の生徒も緊張しながらも精一杯、本を紹介していました。

Bb01

Bb02

 

また、図書委員会が母体となり、今年も古本バザーを行いました。

今年は今までの「中学棟3階ピロティ」から「生徒ホール」へと場所が変わりましたが、たくさんの方にお集まりいただき、盛況のうちに終了しました。

お買い上げいただいた方、また本をお持ちいただいた方、ご協力ありがとうございました。

なお、売上金につきましては、熊本地震の復興支援として寄付させていただく予定です。

Fb

【文責:図書館運営委員会】

投稿日時: 2016年9月16日 14:47 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |

作家、上橋菜穂子さんのサインを頂戴しました!

Posted on

こんにちは。

このたび素敵なご縁をいただき、『守り人』シリーズなどで有名な作家、上橋菜穂子先生よりサインを頂戴しました。色紙だけでなく、図書館の蔵書として今まで生徒の皆さんが繰り返し読んできた『精霊の守り人』の扉にも、サインをしていただくことができました。

 

Img_0225_2

図書館にとって、とても大切な品となりました。

このサインですが、現在は図書館のカウンターにあるガラスケースで展示しています。

文化祭のあいだも展示してありますので、ぜひ図書館に足を運んでみてください。

(文責:図書館運営委員会)

投稿日時: 2016年9月 8日 13:38 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |