本校卒業生から絵画をご寄贈いただきました
1966年卒(43期)の卒業生で、本校美術科旧教員でもある田中賢一郎氏より、
作品『アムステルダム』をご寄贈いただきました。
図書館の2階(階段前室)に飾らせていただいています。
青空と爽やかな風景が印象的な作品で、とても明るい雰囲気を与えてくれます。
臨時休校が長期化していますが、学校再開に備え、
図書館でも生徒を迎える準備を整えています。
次回は、図書館の展示のご紹介を予定しています。
文責:図書館司書教諭
投稿日時: 2020年5月 7日 09:01 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
ライブラリーコンサートを実施しました
投稿日時: 2020年2月15日 15:34 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
教養講座「一神教を信仰するとはどういうことか」第2日目をふりかえって
図書館が主催する夏休み前の教養講座、「一神教を信仰するとはどういうことか」の第2日目を、7月16日(火)に実施しました。
先だって訪問したイスラム教のモスク「東京ジャーミイ」とカトリック教会「東京カテドラル関口教会」で気づいたことや考えたことを中心に、生徒自身の司会進行の中でディスカッションを行いました。
はじめに、モスクと教会の特徴を比較することを通して、イスラム教とキリスト教の相違点を洗い出すと同時に、一神教としての共通点があるかどうかを検討しました。「参加前に抱いていたイメージとは真逆で、イスラム教の方がアットホームな雰囲気があったのに対して、キリスト教は"神聖な雰囲気"を強く感じて"固い"印象を受けた」という意見や、世俗との関わり方(イスラム教は聖と俗が混合しているのに対し、キリスト教は聖俗が明確に分離している印象がある)についての意見が出されるなど、最初から白熱した議論がなされました。どちらの宗教にもある種の「型(礼拝の作法であったり、様々な宗教儀礼であったり)」があるという点から、「目に見ることのできない"神"」を信仰する一神教としての共通点を見出すことができたのも大きな発見だったのではないでしょうか。
ディスカッションは「一神教と多神教の比較」にも発展し、日本でなじみのある仏教や神道だけでなく、ギリシア神話の神々にも話が及ぶなど、約3時間にわたって大きな盛り上がりを見せ、参加した生徒たちも満足してくれたようです。
二つの宗教を客観的な視点から比較することを通して、他者理解の重要性にも目を向けることができ、非常に有意義な時間を持つことができました。
今後も図書館では生徒のニーズも踏まえながら、これからの社会で活躍するために求められている「考え方」や「ものの見方」を提供できるような取り組みを続けていきます。
(文責:図書館司書教諭)
投稿日時: 2019年8月27日 12:32 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
教養講座「一神教を信仰するとはどういうことか」第1日目が終了しました
図書館が主催する夏休み前の教養講座企画、「一神教を信仰するとはどういうことか」の第1日目を、7月13日(土)に実施しました。
この講座は、宗教のなかでも日本人になじみの薄い一神教について理解を深めることがねらいです。とりわけクリスマスやバレンタインデーなどのイベントを通して接しているキリスト教と、戦争やテロなどのニュースを通じて知ることの多いイスラム教の2つの宗教をとりあげます。第1日目はそれぞれの施設を実際に訪問し、「これらの一神教が日本でどのように信仰されているのか」「そもそも一神教を信仰するとは何を意味するのか」ということを理解し体感してもらいました。もちろんこの企画では特定の宗教を信じることを強制したり否定したりするわけではありません。現在のグローバル化した時代に求められる資質の一つを学習する機会として参加希望の生徒を募ったところ、中学2年から高校二年までの14名の生徒が参加してくれました。
午前中は代々木上原にあるイスラム教のモスク「東京ジャーミイ」を訪問しました。広報担当の下山氏のガイドのもとで、イスラム教の歴史や考え方などを紹介していただいたほか、モスクの中も案内していただきました。お話の中で特に印象に残ったのは、「1日5回の礼拝が面倒なことではないか」という質問に対して、「5回の礼拝は1日何度も食事することと同じ意味で、食事をとることが体をつくる糧となるなら礼拝は心の糧なのです」と答えられたことです。その礼拝を見学することも自由で、むしろ積極的に人に見てもらうことがよしとされているとのことでした。タイミングよくお昼の礼拝も見学することができ、イスラム教に対して漠然と抱いていたイメージが大きく変わったのではないか、と思います。
午後は江戸川橋のカトリック教会「東京カテドラル関口教会」を訪問し、主任神父の天本氏に、大聖堂をはじめとする施設を案内していただきました。そして「カトリックの教え」をお話しいただいたほか、生徒とのディスカッションの時間も設けていただき、LGBTについての問題やAIの発達、科学とのバランスなど、現代社会におけるカトリックのあり方についても率直なご意見をうかがうことができました。とりわけ宗教と科学の関係については、直前に本校の講演会で、石黒先生からロボットやアンドロイドの現状と未来の話を聞いたばかりでしたから、神を信仰する意味にとどまらず人間とは何かという根源的な問いにまでキリスト教の視点から考えさせられる貴重な時間となりました。
どちらの施設も、「実際に自分で見聞きすることの大切さ」を改めて感じさせてくれる、大変実りのある体験ができました。参加した生徒同様に、引率した教員たちにとっても充実した学びの機会となりました。
今回の施設訪問を通して感じたことや考えたことを踏まえて、7月16日には第2日目のプログラムとして、生徒同士の意見を聞きながら、「一神教を信仰する」ということについて議論していきたいと思っています。今日の生徒たちの様子からは、活発で示唆に富んだ議論が展開されるのではないか、と期待が高まります。
(文責:図書館司書教諭)
投稿日時: 2019年7月15日 00:15 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
清話書林での授業風景
投稿日時: 2019年6月19日 07:47 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
予告 教養講座「「平成」の30年をふりかえる」
第1時限 最初の10年(1990年代) バブルの狂騒と世紀末
●バブルはなぜ起きて,なぜはじけたか
●1995年の大事件(阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件ほか)
●不況の中の世紀末
第2時限 新世紀の10年(2000年代) 「文明の衝突」と資本主義の限界
●9.11アメリカ同時多発テロの衝撃
●小泉構造改革が日本を変えた?
●リーマン・ショックと派遣切り
第3時限 この10年(2010年代) 天変地異とSNS・AIの躍動
●3.11東日本大震災が日本人に残したもの
●トランプ・ショックとグローバリズム
●人類とAIの共存の可能性
参加を希望する生徒は、図書館(司書教諭)まで申し出てください。
この3月に卒業した「赤バッヂ」諸君もぜひ参加してください!
投稿日時: 2019年3月14日 08:04 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
【再告知】「Asano Library Concert」のお知らせ(2018年度)
先日、降雪予報のため延期となった、「Asano Library Concert」の日程が決まりました。
日時:3月8日(金) 14時から1時間程度
場所:清話書林 1階 ラウンジ
毎年好評の企画で、今回も期待が高まります。音楽の調べとともに、素敵な読書時間を満喫してください。
事前の申し込みは不要です。
生徒保護者の皆様もぜひお越しください。
※座席の関係上、立ち見となることもございます。ご了承ください。
投稿日時: 2019年2月18日 13:02 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
「Asano Library Concert」延期のお知らせ
本日の14時15分より実施予定でした「Asano Library Concert」ですが、
降雪の予報を受け、開催を延期することとなりました。
楽しみにしてくださっていた皆さん、申し訳ありません。
実施日については現在調整中です。
確定次第、このページにてお知らせいたします。
文責:清話書林運営委員会
投稿日時: 2019年2月 9日 08:58 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
「Asano Library Concert」のお知らせ
今年も吹奏楽部の協力のもと、図書館でのコンサートを開催します。
日時:2月9日(土) 14時15分ごろから
場所:清話書林 1階 ラウンジ
毎年好評の企画で、今回も期待が高まります。
音楽の調べとともに、素敵な読書時間を満喫してください。
(演奏される曲と関連した図書の展示も行います)
事前の申し込みは不要です。
生徒保護者の皆様もぜひお越しください。
※座席の関係上、立ち見となることもございます。ご了承ください。
※2019.02.01 ポスター内容(曲目)を一部修正しました。
文責:図書館運営委員会
投稿日時: 2019年1月25日 10:26 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
国立国会図書館の見学に行ってきました
家庭学習日であった7月13日(金)の10時より、
国立国会図書館の見学ツアーに行ってきました。
国会図書館は、基本的には18歳以上にならないと利用できないのですが、
高校の図書委員の生徒であれば「参観」に申し込むことで館内の見学が可能になります。
国立国会図書館についての紹介映像を視聴した後、館内のツアーをしていただきました。
一般の利用者では立ち入ることができない閉架書庫にもご案内いただき、
貴重な体験ができました。
(写真は新館の地下書庫にある、吹き抜けの広場にて)
文責:図書館運営委員会
投稿日時: 2018年7月14日 13:30 | カテゴリ: 図書館からのお知らせ |パーマリンク
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