ブログ 2013年4月アーカイブ

高校サッカー部が東日本大震災被災地でボランティア活動

Posted on

263

今回高校サッカー部は、下記の日程で宮城県・気仙沼市と岩手県・陸前高田市に行ってまいりました。

 

3/25(月)夜行バスで出発。

 

3/26(火)朝・気仙沼市着。
 終日、山で園芸用の土取り作業を行いました。仮設住宅で孤独になりがちな方々がお花や野菜を植えるなどのコミュニティに役立てられるそうです。この日は愛知県豊橋市の私立桜丘高校と共同作業でした。また、一般の大人の方約10数名が、近県だけでなく東京、神奈川、千葉、長野などから、電車や車で個人参加されていることに心を打たれました。また夜は、同世代である岩手県立高田高校2年の小友茜李さん、菅野万惟さんに被災時とその後の実体験に基づいた講和をしていただきました。

 

3/27(水)

27vs 高田高校、高田第一中学校と交流試合を行いました。高田高校は体育館、校舎とも津波にのまれ、今は仮の校舎です。高田一中は校庭に仮設住宅があり、校外での練習を強いられています。被災しなかった周辺のほとんどの学校の校庭にはやはり仮設住宅が建てられていました。そんな中、陸前高田市長部小学校の保護者の皆様が中心となり作られた芝生の仮設グラウンドをお借りすることができ、この試合が実現しました。両校とも限られた活動しかできないのですが、礼儀正しくひたむきなチームでした。我々はとても恵まれていることをあらためて感じさせられました。夜はSAVE TAKATA理事の伊藤英氏による講和。目標を持つことの重要さを熱く語っていただきました。

 

3/28(木)

283_2 陸前高田市で側溝の泥出し作業を行いました。建物は全くなく、がれきもほとんど除去されていました。基礎や区画、道路だけが残り、ここが市街地であったとわかります。道路わきに続く土砂が一杯の側溝を復旧させる、というよりは、お骨や印鑑 、通帳、写真といった遺留品の捜索に近いです。今回個人のものと特定できたのは、写真入りの会社の社員証でした。ご本人の手元に届くことを願いたいです。この日の作業を終え、夕食後に夜行バスで帰途に、29日早朝に横浜に戻りました。

 

272

 今回の活動は『気付く』ことが一つのテーマでした。旅行でなく、合宿でもないこの車中2泊現地2泊という強行の中で、あらゆる場面で生徒一人ひとりの判断が問われたと思います。移動中の態度、現地受け入れ先の方との接し方、作業に向かう姿勢、写真を撮っていいのかどうか、同世代の被災者とかわす言葉の内容、旅館での過ごし方等々、全てにおいて判断が伴う必要があったのですが、この点において疑問を思わせるような行動は一切なかったと感じています。皆分かっているのだなあと。旅館ではボランティア参加と思われる一般の方から静かな過ごし方に対しお褒めの言葉をいただきましたし、我々のボランティア活動中に通りかかった方が涙を流しながらこういうことの尊さを話してくださいました。こういう場所において、本校の生徒は自ら気付き行動を起こすことができるということがよくわかりました。

 復興は進んでいません。我々が1回行っただけでは何も変わりませんが、少しずつでも力強く前進しようとする被災者と、少ない滞在期間でも繰り返し現地を訪れるボランティアの方々の存在に、「絆」というものが本当に存在することを知りました。我々も何らかの形で支援を継続していきたいと思います。(文責:顧問)

 

# なお、今回のサッカー部の活動は、「タウンニュース 神奈川区版」の2013年4月4日号にて掲載されました。
以下のリンク先をクリックすると、閲覧することができます。
http://www.townnews.co.jp/0117/2013/04/04/182479.html

投稿日時: 2013年4月 6日 17:37 | カテゴリ: 生徒会・部活動 |

中学・高校入学式が行われました

Posted on

Dscn01934月6日(土)、午前9時より、中学校の入学式が行われました。学校長の式辞を、新入生諸君は緊張して聞いていました。 吹奏楽部も、新入生を歓迎して演奏を披露してくれました。 一日も早く「浅野Dscn0198生」としての生活に慣れてほしいと思います。
午後1時からは、高等学校の入学式が行われました。こちらは時に笑い声も聞こえる、和やかな雰囲気を交えた式でした。

8日(月)には始業式、在校生との対面式が行われます。

(文責 入試広報部)

投稿日時: 2013年4月 6日 14:21 | カテゴリ: 学校からのお知らせ |

箱根で春合宿を実施しました(登山部)

Posted on

Imgp0256登山部では4月4・5日に箱根方面で合宿を実施しました。4日は芦ノ湖キャンプ村にテントを設営した後、サブザックで三国山を往復。5日は全装備で金時山に登頂し、金時神社に下山しました。いずれも5月に開かれる高校の大会を意識したコースです。新中2にとっては、全装備で歩く距離としては今までで最長のものを経験したことになりますが、よく歩けたと思います。部員18名、顧問3名が参加しましたが、この人数で(しかも全装備のリュックサックをしょって)観光地の路線バスに乗り込むのは、心苦しいものがあります。今年度は過去に経験したことのない人数を引率する場面が予想され、どうしたものか今から悩みの種ではあります。(文責:顧問)

投稿日時: 2013年4月 6日 12:52 | カテゴリ: 生徒会・部活動 |